📕「光の帝国ー常野物語ー」恩田陸(#1846)

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膨大な書物を暗記するちから、
遠くの出来事を知るちから、
近い将来を見通すちからーー
「常野」から来たといわれる彼らには、
みなそれぞれ不思議な能力があった。
穏やかで知的で、権力への志向を持たず、
ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。
彼らは何のために存在し、
どこへ帰っていこうとしているのか?
不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、
常野一族をめぐる連作短編集。
(文庫版カバー裏より)



「常野」ーとこのーと読みます。
勝手な思い込みで、全体的に民話調なのかと思ってましたら
そうでもありませんでした。
一作目の「大きな引き出し」のインパクトにグイとつかまれ
そのまま独特の世界観に引きこまれました。

二作目の「ふたつの茶碗」も好きでした。
最後の一行の意味は?と思っていたら、
ラストから二作目の「黒い塔」に関連していました。

表題の「光の帝国」はとても悲しいお話でしたが
常野の人たちのことが一番詳しくわかるストーリーとなっています。


どの作品も大きな物語のイントロのようであり、
中ひとつのちょっとしたエピソードのようであり
あるいは予告編のようでもあり。
時代も場所もバラバラで一貫性がないようなんですが
よくよく読めばつながってる!

こうなるとどうしたって続編が読みたくなる。
じつはそれらの作品もきっちりと用意されてるんですね。
続きの長編2作品を読んだあとに、
もう一度改めて本書を読み直したくなるのではないかという気がしました。


というわけでとりとめなくて
読んでない人にはなんじゃそりゃ!の感想文でした💦


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by norimaki24 | 2018-06-23 18:27 | BOOK | Comments(0)

好きなことだけ全力投球「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


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