📕「アノニム」原田マハ(#1845)



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ジャクソン・ポロック幻の傑作
「ナンバー・ゼロ」のオークション開催が迫る香港。
建築家である真矢美里は七人の仲間とともに
オークション会場へ潜入していた。
一方、アーティストを夢見る高校生・張英才に
“アノニム”と名乗る謎の窃盗団からメッセージが届く。
「本物のポロック、見てみたくないか?」という言葉に誘われ、
英才はある取引に応じるが・・・
ポロックと英才、
ふたつの才能の出会いが“世界を変える”一枚の絵を生み出した。
痛快華麗なアート・エンタテイメント開幕!!
(「BOOK」データベースより)



ジャクソン・ポロックってご存知ですか?
norimakiは知りませんでした。
ワタシもって人は↑の本Picを御覧ください。
わざわざ見開き伏せて撮ってみましたよ。

こんな絵を描く芸術家です。
なんと表現すればいい?
タタミイワシの上にのりたまぶちまけたような?
(失礼にもホドがある)


けど、現代アート理解できなくたって
読書するのに影響はなかろうと
またまたアート小説ということで楽しみにしてました、マハさん。
が、、、
うーん、今回はチト期待したほどではなかったなぁ。
これはポロックさんのせいではありません。
むしろ、読後はポロックさんのホンモノを見てみたくなったりして
このあたりはさすがマハさんの熱い想いが感じられました。

では、なにが引き付けられなかったのかというと、
ラノベ風の文章がまずダメでした。

これはひょっとしたら年齢的なものかも(悲しい。。。)
若年層を意識し過ぎた、というか迎合し過ぎの
若者用語炸裂の会話文。
ゲルニカや楽園のカンヴァスはもちろん、
先日読んだばかりの異邦人ともぜんぜん違う。
マハさん、引き出しが多いね!と言えばいいのかもだけど
norimaki的にはコミックみたいでガッカリ(´・ω・`)

でもこれはまだいい。
そのつもりで読んでいきましょう。
(ってまだあるんかい)
全国のマハファンを敵に回すかもだけど
なによりNGだったのは
紙面がゴチャゴチャとうるさい!
これはどういうことかといいますと・・・

<>『』「」類の多様。
おんなじ但し書きを何度も何度も。
そしてカタカナルビの多さ。
真剣と書いてシリアスとルビ。
幸運をと書いてグッド・ラックとルビ。
生贄と書いてサクリフイスとルビ。
他にもイッパイイッパイアルヨ。
最初はいいだろうが、次からはカナか漢字のどちらかにしてほしい。

その間には、臆病とか亀裂、捧げるなんて字に
普通にルビがふられてる。
こうなると、ゴシック体の見出しも目障り。
こんなこと感じたのnorimakiだけかしら・・・


ストーリー的にはオーシャンズイレブンみたいな?
躍動感とスピード感にはあふれていました。
特にサザビーズのオークション場面は興味を持って読みました。
あと、修道院の「受胎告知」の逸話。
これ、面白かったな。


それでもやっぱり、全体に無理のあるストーリーだと思いました。
贋作作った高校生の英才クン、天才って、自分で言ってるだけで
読者には凄さがまったく伝わってこない。
偶然彼を見つけて、あっという間に偽物描かせてすり替える?
やっぱ漫画みたいだわ。
さらにいえば、騙された<ゼウス>のその後はどうなったのだろう。。。


去年に予約してまだ順番が回ってこない
「たゆたえども沈まず」に期待したいと思います💦




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by norimaki24 | 2018-06-20 20:08 | BOOK | Comments(0)

好きなことだけ全力投球「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


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