📕「鬼煙管(羽州ぼろ鳶組④)今村翔吾(#1834)


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「人も同じ、身分は違えども煙草の銘柄ほどのもの」
煙管の吸口を見つめ、平蔵は人の儚き生を思い、
正義と悪との境を憂えていたーー。
京都西町奉行長谷川平蔵は、
火を用いた奇っ怪な連続殺人を止めるため、
最も頼りにする江戸の火消、松永源吾を京に呼ぶ。
源吾は平蔵の息子・銕三郎と真相に迫るが、
やがて銕三郎が暴走しーー。
勇壮な男たちが今日の街を駆け抜ける!
(表紙カバー裏より)


もう、とどまるところを知りません。
巻を重ねるたびに面白さも増してきます。
それに比例して、毎度感想文が暑苦しくてゴメンよ。

今回は舞台を京に移してぼろ鳶組からは
源吾、星十郎、武蔵の三人が出張。
そして京での新キャラクターはといえば・・・

先ずは、長谷川平蔵の息子である、後の鬼平(銕三郎)。
ぼろ鳶vs銕三郎、共に初対面なのですが、
お互いの印象の悪いことと言ったら😂

そしてもうひとりは蟒蛇(うわばみ)の異名を取る野条弾馬。
彼が率いる淀藩火消はぼろ鳶組なみに熱い。
同じ臭いに思わずニヤつく源吾。

ともかくそんな彼らと平蔵が一丸となって
京の街を震撼させる「火車」と対峙するわけです。

と、ここまでならまぁいつものパターンであるのですが
(それでも十分面白いんですが)
今回はちょっと雰囲気変えてきました。

(T_T)(T_T)(T_T)とっても切ない。
平蔵と銕三郎の父子の別れなんぞ、涙なくしては読めません。
完全なフィクションとは分かっていても
実在の人物だけに、そうなんだ、平蔵!そうだったんだ
お前というやつは!145.png145.png145.png

武蔵(むさしじゃなくて、たけぞうね)の純愛も(*˘︶˘*).。.:*♡
ぜひともお江戸で会わせてあげてね。
切に願います。

いつになく情緒的なプロローグとエンディングにも驚かされました。
今村ちゃん、こんな描写もできるだ!(上から目線💦)
余韻たっぷりすぎて(´Д`)ハァ…ってなる。

「鬼平犯科帳」は古希を過ぎたら読もうと
norimaki漠然と思ってはいましたが(どういうくくりよ😂)
こうなったら前倒しで読み始めますわ。


ぼろ鳶組ファンとしてはお留守番の新之助クン
(このキャラ大好き過ぎてすでにクン呼ばわり)の出番がなかったことが物足りない。
深雪さんはお手紙だけでしたが存在感は十分でした。

さて次は5巻目。
つい先日発売になったばかりなので
手元に届くのはチョイ先ですね。
少しクールダウンさせて新刊に臨みたいと思います。
とにかく面白いよ、ほんとに。


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by norimaki24 | 2018-05-15 20:53 | BOOK | Comments(0)

好きなことだけ全力投球「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


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