📕「菜種晴れ」山本一力(#1807)


a0344593_14022098.jpg





安房勝山の菜種農家の末娘・二三は、
五歳にして江戸深川の油問屋に養女として貰い受けられる。
生家の母親譲りのてんぷらの腕、
持ち前の気丈さで、江戸の町に馴染んでゆく。
やがて、大店の跡取りとして逞しく成長した二三を、
新たな苦難が見舞う。
いくつもの悲しみを乗り越えた先に、
二三が見たものとは―。
涙の後に爽快な、人情時代小説。
(文庫版表紙カバー裏から)


500ページ超えでそこそこ厚みがありましたが
サクサクと読めます。
が、これをここまで細かく書くか?って
若干間延びした感じもありましたけど💦
そのわりに庄次郎出番少ないし。。。

5歳にしちゃ意識高すぎだろ、二三ちゃん。
可愛くて、性格良くて、頭良くて、誰からも好かれて
苦難には真っ向から立ち向かう。
出来過ぎのきらいはありますが
良く言えば王道の人情小説です。
情けは人のためならずってことですね。
最後はとびっきりのハッピーエンドってわけにはいきませんでしたが
それほど後味は悪くなかったです。
弦蔵さんと幸せになって欲しいと勝手に思ってます。

それにしても時代小説がマイブイームになって随分立ちます。
いろんな江戸の商人を読んできましたが
油問屋は今回が初めて。
火事と喧嘩は・・・といわれるように
そんな中で燃えやすい油を大量に抱えるって大変だったんですね。

norimaki的には今回はストーリーよりも
山本センセのLOVE深川感にやられたっていうのが正直なとこ。
表紙、菜の花畑に佇む二三ちゃんなんですが
このイラストをみてすぐに手古舞って分かる人はどれくらいなんだろう。
読んでいるだけで、金棒のチャリーンって音が聞こえてきました。
辰巳芸者の太郎さんとか、八幡様のお祭りとか
町名や川や橋の名前も土地勘がありすぎて楽しかった。

天ぷらは本当に美味しそうです。
思わず我が家も夕飯は天ぷらにしようか、なんて思いましたが
あ、今夜はお出かけだったわって、ちょっとホッとしたりして。
自分で揚げるのはやっぱめんどくさいから(^_^;)






[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by norimaki24 | 2018-01-20 15:43 | BOOK | Comments(0)

好きなことだけ全力投球「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


by のりまきんぱぷ
カレンダー