📕「天国までの百マイル」浅田次郎(#1806)


a0344593_19290065.jpg



悲しいかな、早くから目が覚めてしまうたちで💦
(歳のせいとは言いたかない)
読書タイムはわりと朝型です。
無防備な状態ということもあり
日中よりドバっと涙腺が決壊してしまうことがよくあります。
友達にそんな話をしたところ
朝は心がピュアだからねーって言ってました。
そっかー、なーるほど。
汚れた心も一晩経つとリセットされて
純なハートに戻るんだね(ホントか?)

本書も朝イチに🔫🔫🔫と撃たれて泣きました。
泣かされるって分かってたから悔しいなぁ。
なんとなく読みそびれていた浅田センセの名作です。


不動産会社の社長だった頃は
一夜に何十万も散財していた城所安男でしたが、
事業に失敗し、今では別れた妻子への仕送りさえままならないほど。
半同棲のキャバレーホステス・マリのお陰で、なんとか暮らしている状況。
ある日重い心臓病を患う母を見舞いに行った安男は
母の深刻な病状を聞かされて愕然とします。
僅かな望みは天才心臓外科医のいる千葉の病院で手術をうけること。
金は出しても面倒は御免の兄や姉。
安男は借り物のボロワゴンに母を乗せ、
房総の病院までの100マイルをひた走ります。

100マイルは160キロ。
東京から病院までの距離。
100マイルという数字が安男を奮い立たせました。
それは160キロより遥かに短い気がしました。
天国までの100マイル。
その間ずっと、お母ちゃんの手を握っていればいい。。。

実の子供たちが全く当てにならず
むしろ血の繋がらない人たちのほうが
優しく、温かく、ずっと親身。
そんな他人である脇役陣に泣かされるんですよ。

自称「デブでブス」のマリの一途な愛
別れたあとも義母を気にかける元妻英子
ずっと母を看てくれた主治医の藤本医師。
すべての人の思いとともに辿り着いた先に待っていた奇跡。

展開がベタだなーなんてチラッとでも思ってしまってゴメンナサイ。
イヤイヤ、深い。
どちらかと言うと、自分が幸せでないと人にも優しくなれないって思ってたけど
これを読むと、その逆で、
悲しみが多いほど人に優しくなれるってホントかもって思えました。
「お金で幸せが買える」という母の言葉。
ほんと深いわ。

PPMの「500マイル」も懐かしく
歌詞を見ながら一緒に歌ってしまった。
曽我ドクターはブラックジャックか。
カッコ良すぎ。
まったくもー、できすぎやろぉ~、浅田センセ💧💧💧



[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by norimaki24 | 2018-01-17 20:11 | BOOK | Comments(0)

好きなことだけ全力投球「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


by のりまきんぱぷ