📕「糸車」宇江佐真理(#1740)


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江戸・深川の宇右衛門店で独り暮らしをするお絹。
三十六になる今は小間物の行商で身を立てているが、
三年前までは蝦夷松前藩の家老の妻だった。
夫は藩内の不穏分子の手にかかり、息子の勇馬は行方不明。
お絹は商いを通じて、定廻り同心の持田、
船宿の内儀おひろ、茶酌女お君など町の人々と親交を深める。
それぞれの悩みに共感し、奔走するうちに、
行方不明の息子と夫の死にまつわる噂を耳にして…。
船宿の不良娘と質屋のドラ息子の逃避行、
茶酌娘と元恋人の切れぬ縁、
そしてお絹自身に芽生えた静かな愛情…、
心に紡がれる恋の模様。
(「BOOK」データベースより)



時代小説にハマって久しいですが
宇江佐センセの本を読むのは初めてです。
なるほど、なるほど
こういう文体なんですね。

一悶着も二悶着もあるストーリー展開のわりにはサラッとしていて、
サクサクと読めました。
むしろワタシとしてはあっさり過ぎかも。
人物描写が淡々としてるからかしら・・・
持田様も結構好きなタイプのはずなんだけど
なんというか、あとひと味スパイス足して!って感じ。

お絹さんの持田に対する気持ちが
その時々で変わるのは仕方ないけど
思いが一途でないというか、切なさが見えてこない。
それが、江戸を離れる間際、オヨヨの展開。
心境の変化が激しすぎて、オヤ?と思いました。

それだけにハッピーエンドを期待したのですが結構衝撃的な結末。
でも占い師の予言通り幸せな晩年を過ごしたんだと思って
まぁよしとしましょう。

これは映像で見てみたいなぁ。
カギは陰間の勇馬くんですかね。
おなごのように美しい子。
そんな子、今時の役者さんにはゴロゴロいそうだけど
名前が浮かばない(^_^;)


宇江佐センセ、一昨年亡くなられてしまいましたが
深川モノを多数執筆してらっしゃるので
いつかまた手に取ってしまいそう。


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Commented at 2017-06-05 21:12
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by norimaki24 at 2017-06-06 23:59
> shio622さん
「みをつくし料理帖」は面白かったですね。
私も本格的にハマったのはこの小説からでした。
宇江佐さんはお初なのでまだなんとも言えませんが、読みやすくはありますよ。
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by norimaki24 | 2017-06-05 20:37 | BOOK | Comments(2)

好きなことだけ全力投球「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


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