NEW POST

📕「柔らかな頬(上・下)」桐野夏生(#1724)

a0344593_19415573.jpg




重いし、最後までモヤッとするしで
決して読後感よろしくない。
かつ、主人公の気持ちに全く添える部分なく・・・
なのでありますが
結構ボリュームある上下本を
没頭して読ませる桐野センセの筆致はさすがというべきか。

ただ、もう少しね
もう少し短くても良かったような。
主人公にまつわるエピソードがいろいろと長かった。
とくに上巻ではそんな思いでした。


高校卒業後、家出をして故郷の北海道を捨てたカスミ。
東京に出て勤めたのは零細企業の版下屋。
その社長と結婚し、二児の母となるものの
会社に出入りするデザイナーの石山と不倫関係となってしまいます。
石山は北海道に別荘を買い
カスミたち家族を招くのですが
そこでカスミの長女有香が忽然と消えてしまいます。

実はその別荘でカスミと石山は家族の目を盗み
二人だけの時を過ごしていたのです。
一瞬でも夫や娘を手放してもいいと考えたカスミは罪悪感に苦しみ、
異常とも思える執念で娘を探し続けます。

4年後、テレビの尋ね人番組に出たことをきっかけに
元刑事の内海が”ボランティア”で捜査の協力を申し出ます。
胃がんで余命半年と宣告され、警察をやめた内海とカスミは
事件の関係者を訪ね歩きます。



残念ながら本書は、この人が犯人だと分からせる方法を取っていません。
犯人探しの面白さで読み始めましたが
結局真実は分からないままなのでは?
と思ったらやはり案の定でした。
推理小説でありながら実はそうでない。
真相なのか、妄想なのかはっきりしないまま。
だから最後がモヤッとなんですが


読み応えあって面白かったけど
正直、どっと疲れたました。
次の読書はパッパラパ~のお気楽モノ読みたいです。


☆:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:☆
c0096685_15565542.jpg
↓please click
◆飲食・風景・日常◆
❤BIGBANG❤
☆:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:☆


[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by norimaki24 | 2017-04-10 19:54 | BOOK | Comments(0)

norimakiです。アカウント変わって続編になっても相変わらず「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


by norimaki