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「更衣ノ鷹・上下(居眠り磐音江戸双紙31、32)」佐伯泰英(#1722)



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シリーズ初の上下巻。
上巻はまだしも、下巻は一気読みだったなー。
お江戸住まいになってからは、ほぼ挫折知らずの磐音さんも
ここでついに敗北かぁ。

小説とは言え、史実を曲げるわけにはいかず、
西の丸様のことは仕方なかったとしても、
その後の玲圓、おえん様が壮絶過ぎたわ。
よもやあんな決着の付け方を選ぶとは。
切なすぎました。



西の丸様への老中田沼意次の攻撃が露骨になってきました。
御典医の桂川さんが外され、磐音さんも剣術指南役を解かれます。
そんななか、おこんが何者かに拐かされるという事件が。
ついに尚武館の中にも田沼派の陰謀がジワジワと迫ってきたのです。

上巻の方はこの事件が一番の山でしたが、
どうも丸目某が出てくると、妖術やらと別世界の話になり
あまり好きではないのですが
とにかく無事に戻ることが出来て良かったです。

その他としては今回は”やせ軍鶏”こと松平辰平の近況などが添えられています。
まぁ、いつもの調子でいくのかな、と思わせるのですが
下巻になると急展開。

あくまでも西の丸様を守ろうとする玲圓・磐音さん父子ですが
執拗な田沼派の攻撃にジワジワと追い詰められていきます。
手を貸したくてもお側にお仕えできぬ辛さ。
さすがの速水様も四面楚歌。
そしてついに、三度目のお鷹狩りの帰路、事件は起きてしまいます。
西の丸様が毒を飲まされて危篤。
江戸中が、頭脳明晰にして清廉な若者の回復を願いますが・・・
ついに10代将軍家治の嫡男・家基は、わずか18歳という若さで亡くなってしまいます。

尚武館は道場を閉鎖し、佐々木家には退去の命令がくだされます。
その日の夜中のことでした。
神保小路に戻った磐音さんが、仏間に伏せる養父母の姿を発見したのは。
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なんか、あっけなかったなぁ。
でも、消える命があれば生まれてくる命もあります。
前巻感想文で、おこんさんはいつお子を授かるんだろうと書きましたが
まさかこんな形になるとは。
まだ磐音さん知らないんですよねー。

う、うーぅっ、佐伯センセうまい!
引っ張ります。

シリーズは第三部に突入します。
再びゼロからのスタートとなる磐音さん。
でも今度はおこんさんと一緒だから。
期待を込めつつ今後のストーリーを楽しみたいと思います。

あ~~~、面白すぎて目が離せない113.png

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by norimaki24 | 2017-04-03 20:17 | BOOK | Comments(0)

norimakiです。ブログ11年目、アカウント変わって続編になっても相変わらず「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


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