📕「木洩れ日に泳ぐ魚」恩田陸(#1758)


a0344593_20432419.jpg






直木賞と本屋大賞のW受賞の「蜜蜂と遠雷」・・・
を読んだわけではなく。
そっちは去年の12月に予約したものの
いまだ手元に来ませんのよ134.png
いくらでも読む本はあるので
別にいいんですけどね。

で、同じ恩田センセの作品を
Instagramのポストで見つけたので読んでみました。

あー、そーだった。
恩田センセってこんな感じだったよね。
なんてエラそうに書いてますが、そんなに読んじゃいない。
ぱっと浮かぶのは大好きだった「夜のピクニック」ぐらいか。



一緒に住んでいた男女が別れることになった。
お互いが好きだった食べ物や飲み物を用意して
よし、今夜は最後に語り明かそう、
そんなふうに始まったはずだけど。。。
え?、誰かを殺しちゃったの?
え、え?なに?二人は二卵性の双子なの?

むむむ。。。。。
なんか冒頭からすごいことに。
いきなり意表を突く展開となって
あとは先が気になって、気になって。

登場人物はほぼ二人。
しかも、たった一夜のお話なんです。
章ごとに二人の独白が入れ替わって
次々に新事実が明らかになってきます。

結構、っていうか、かなり重要なことを
別れの最後の日に語り合うってのも分からなくもないけど
それにしても出て来る、出て来る色んな記憶?ヒミツが。
盛りだくさんすぎて途中でついていけなくなりそうでしたが
緊張感あふれる心理戦は面白かったです。

ところが、終盤はミステリーのドキドキ感は失せ、
恋は障害が大きいほど盛り上がるんだ~、なんて
最初のこちらの思い込みとは全く違う、
あんまりパッとしない(失礼)恋愛の終息でチャンチャンとなりました。

実は、途中からこの二人は
双子じゃないんじゃない?って予感はしたんですけどね。
それにしても、何年も一緒に暮らしていながら
最後の最後で気がつくってのもちょっとムリがあるような気がします。
お互いに夢中になってるときはそんなもんか。

解説で鴻上尚史センセは
「『この小説は禁じられた恋愛』の話だと僕は感じました」
と、書いてらっしゃいましたが
ワタシはそこまでは思わなかったですけどね。

それよりも、結局これは最後まで二人の妄想だったりして・・・
なんてことはないんですかね、爆

ミステリーとしても、ラブストーリーとしても
どっちつかずの中途半端になってしまったのが残念です。

その分期待しちゃいますよ、「蜂蜜と遠雷」。


そういえば、先日図書館で閲覧した「クロワッサン」によれば
恩田さんて、年間300冊ほどの本を読むんですって。
すごい!
あんなに忙しいのに。
しかも自分も書く人なのに。


[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by norimaki24 | 2017-08-15 21:02 | BOOK | Comments(0)

好きなことだけ全力投球「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


by のりまきんぱぷ