📕「藪医 ふらここ堂」朝井まかて(#1758)



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「ふらここ」ってブランコのことらしい。
庭にふらここがある医院だから「ふらここ堂」

おゆんがまだ幼いときに
父・三哲が自ら板を削り、二本の綱を通して作った遊具。
さすが、小児科医。
子供には優しくなくちゃねー

なんて思っていたら大間違い。
朝寝坊で、患者が来ても起きてこない。
しかもより好みはするし、
「面倒くせぇ」が口癖でいつの間にか患者をうっちゃってトンズラ。
とにかくこの本人が子供よりよっぽど手がかかる。
ご近所さんはヤブ医者と言ってるし、
娘のおゆん自身も、見立てはその場しのぎのようにしか感じられない。

ですが、じつは結構凄腕だったりして。
能ある鷹?
なんと御典医に選ばれそうになったり・・・

そんな三哲をめぐる人々の人情話
子育て事情に江戸版BBA奮闘記とか・・・
そして、おゆんのほろ酸っぱい恋バナとか、いろいろね。


これまでのまかて作品と比べるとまぁ、まぁ、といった感じですか。
ここぞ!ってほどピリッと利いたスパイスは感じられませんけど
サラサラっと面白いです。

それにしても、当時の恋愛事情って
下々の方々はそんなもん?
お試ししてから一緒になるなんて(*´ェ`*)
ほぼ、今と同様じゃないですか。
って、えっ?

いろいろと気になる部分を残したまま。
三哲さんの今後とか、おゆんと次郎助のその後も案じられるし
長崎に旅立った佐吉さんもね。
このままシリーズ化されたら面白いのになって思いました。




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by norimaki24 | 2017-08-14 20:12 | BOOK | Comments(0)

好きなことだけ全力投球「読書と旅とBIGBANG」を合言葉に日々の出来事を綴ります。旧ブログはhttp://non2.exblog.jp/


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